こんにちは、村橋です。
今日は事例発表会に参加してきました。
常日頃の介護業務の中で、成功した事例や失敗した事例を発表する会です。
本日はラック大島とラックの空東向島の二つの事業所の発表でした。
両方とも、色々と大変なケースだけど、
お客様にしっかり寄り添い、
信頼関係を築き、
悔いのない良い結果の出た、いい事例でした。
病気や事故等で、前が向けない状態になることは当然の事。
そんな状況の方に寄り添い、
信頼関係を築くことは難しく大変な事だと思います。
一つの真理。
昔、友達が語ってました。
好きになってもらうには
まず好きにならないといけない。
リスペクトと愛情を持って利用者様と接することが本当に大事ですね。
そんなことを再確認できました。
良かったです。
ということで、長くなりそうですが自分も事例発表しちゃいます。
先日のボクシングの試合の事例です。
なんか何度よんでも感動してしまう記事があったので、載せます。
こちら、比嘉大吾選手。
武井由樹選手に負けはしましたが、この方はすごかったです。
「自分に勝つって気持ちいい」
そんな表題の記事でした。
一度チャンピオンになり、KOの連続記録も出すぐらいむちゃくちゃ強かったんですが、体重超過と敗北もあり挫折したんですが、
野木トレーナーとの信頼関係でここまでこれました。
まだ武居戦が決まる前。1分間、全力でサンドバッグを打つ。休憩は1分だけ。「頑張れ! 頑張れ! 頑張れ!」。檄を背に、比嘉は全メニューを「本気」で乗り越えた。そして、汗だくの顔でポツリ。
「自分に勝つって気持ちいい」
二人の間の関係性を考えるとジーンときます。
野木トレーナーの言葉には愛があった。
「ご縁で高校生だった大吾と出会うことができた。ここにいる皆さん(報道陣)も、この人間を嫌いだと言う人って少ないと思います。僕にとっても同じです。 選手が強くなる大きな要因の一つは指導者に好かれること。指導者に嫌われて強くなる選手はなかなか珍しい。人を好きにさせることができる。好きな人間であれば『あれもこれもやってやろう』というのが余計に芽生えるんです。そうやっていくうちに、そういうものを超えてきた。親が子にするような、そんな感覚に近かった」
一方、それにこたえる比嘉選手。
「野木さんと18歳から一緒にやってきて、楽しい10年間でした。感謝しています。復帰してからは、どこかやる気があったりなかったり。勝って、負けて、ちょっと勝ち進んでも、またやる気があったりなかったり。それをみんなも気づいていたと思う。それでも見捨てず、世界戦まで組んでくれた。 一度失敗して、本当に辞めようと思った。正直な話、もう一回やろうと思ったのはお金のため。他にやることもないし。でも、今日気づいたのは、自分のことを思って、無償でやってくれる人たちがいるということ。世界戦を組んでくれたり、トレーナーをしてくれたり。気づくのが遅いけど、それを感じられた。 だから、喜ばせたかった。正直、最初はお金のためだったけど、その気持ちがあったから頑張ってこられた。何もなかった自分が東京でチャンピオンになって、そこから失敗して、またこんなに応援してもらえる。最高ですね」
最高です。
ここまでのストーリーを知ってるだけに泣けてきますね。
本当に最近よく思います。
勝ち負けではないんですが、自分に負けないことが大事なんだと。
誰かに勝つ事も大事なんですが、本当に大事なのは自分に負けないことだと思います。
ただ頑張れ頑張れってことではなくて、
本当の意味で自分の為に、
楽しく幸せに生きる、
秘訣なんだと思います。
その記事の最後に、比嘉選手は沖縄の出身ということもあり、こんな事が書いてました。
実は、なんくるないさーには本来の意味がある。「苦しくても挫けず真面目に努力すれば、いつか良い日が来る」。比嘉は心の底から言い切った。「悔いはない」。身も、心も燃やし尽くした3か月は無駄にはならない。
泣けますな。
10月の中谷選手、那須川天心の試合のチケット、買っちゃいました。