こんにちは。ラック訪問看護の森本彩沙です。
1月10日にアメリカから帰国し、12日から3年ぶりにすみだ訪問看護でお仕事をさせて頂くことになりました。
アメリカに住んで3年間、アメリカに住むなら現地でも訪問看護師として働きたい。日本とアメリカの訪問看護は何が違うの?という疑問を解決したいという思いで、ロサンゼルスにある看護大学を卒業し2016年カリフォルニア州の正看護師免許を取得しました。
日本帰国直前、1月8日まではスーパーバイザー看護師としてアメリカの訪問ホスピスで末期の利用者さんの自宅、施設を訪問していました。
日本とアメリカどっちが進んでる?どっちが良い?と聞かれることは度々ありますが、その都度思うことは、どちらの現場で働いてもジレンマがあるという事実。
看護師の地位が確立され、システム化が進んでいて、給料が高く看護師が働きやすい環境はアメリカの方が優っている反面、利用者さんの立場になって考えるときめ細やかなサービスを提供してくれる点では日本の方が優っているなど、どちらも良し悪しがあります。
どちらの国で働いても共通して言えることは国境、人種の壁を超え、看護師対利用者さんの関わりの中にはいつも様々なドラマがあり、そんな利用者さんと家族の人生の一部部分に携わることができるという訪問看護の楽しさがあるという事実。
こうしてラックすみだ訪問看護でまた利用者さんと接することができる機会をいただけた事、看護スタッフも増え良いケアを提供するために活発に意見交換できる場に携われる事、とても感謝しています。