こんにちは☆
ラックすみだ居宅です。
ちょっと前になりますが
包括センター主催の口腔ケア研修に参加してまいりました。
当日は3部形式で
1部は大塚食品様の調理実習
2部は大橋言語聴覚士の講義
3部は大久保歯科医院、大久保先生の講義
となりました。
1部では、高齢者の食事について、
塩分の量やたんぱく質の必要性などについて講義のあと、
簡単に作れる低塩分、高たんぱく質の調理ということで
調理実習を行いました。
講義のあとは、実際に調理。
ここのグループでは揚げ豆腐と大塚食品のソースを使って
実際に合計3分で1品目のおかずが完成しました、
揚げ豆腐もソースも電子レンジでそれぞれ2分程度あたためて、
揚げ豆腐にソースをかけて完成!
味もしっかりしていて、たんぱく質もちゃんと摂れます☆
別のグループでは低塩分のカレーを作りました。
低塩分とはいえ、しっかりと味付けしてあります。
続いて2部では
大橋言語聴覚士による講義でした。
今回は視覚と食べることの関係について。
写真の緑色の飲み物ですが、実はこれ
きっと誰もが一度は飲んだことのある飲み物に
わざと緑の着色をしています。
実際に飲んでみたのですが、
たしかに飲んだことのある味だけど、
何だったっけ、この味。。。
となり、会場のほとんどの参加者が分かりませんでした。
そして正解は、午後の紅茶レモンティーでした。
要するに、飲む時や食べるときは、
目で見てから味や食べ方を判断している。ということでした。
最後の3部は
大久保歯科医師による歯の大切さの講義。
とくに印象的だったのは、
奥歯が無いだけで転倒リスクがグンと上がるということ。
また誤嚥性肺炎にもなりやすくなるとのことでした。
奥歯があることでしっかりと飲み込みができる。
奥歯が無いと、飲み込みのときに隙間ができてしまい
そこからスカスカと空気がもれて、うまく嚥下ができないとのこと。
2時間という時間でしたが、
かなり充実した研修となりました。