だんだん暑くなって、外にいるだけでのどが渇いてきます。
亀戸営業所のYです。
この前の記事が尻切れトンボでしたのでつづきです。
あまり本を読まない方にとっては、いきなり知らない題名をぽんと放られたようなものだったと思います。
あの三つ、凄まじく面白い(個人の感想です)かわりに、
凄まじく長い(客観的事実です)んですよね~(-_-;)
あ、安心してください!
分かりやすく、かつ、短くまとめられたものも数多く出ています。
まずはそちらから読んでみるのも手です。
今回はまず、3位にランクインした『水滸伝』の紹介を!
(独断と偏見で選んでいます、ご了承ください)
三つの作品の中で唯一、作者が判明しない……
いえ、「作者が多すぎて特定できない」物語です。
昔の中国で、今の日本でいう講談師や落語家のような職業によって伝言ゲーム方式で出来上がっていった英雄譚、
それが『水滸伝』です。
英雄たちが108人、梁山泊という場所に集まって、時の権力と戦っていく物語です。
なにせ主人公とも呼べる人たちが108人いるんです、そりゃ長くなりますよね。
そして、どんな人が読んだって「あ、この人かっこいい」って登場人物の一人二人は確実!
悪役だって、「ここまでくると天晴!」と言いたくなるような人ばかり。こっちのファンもなかなか多いんです。
……ちょ~っと、グロテスクな場面も多い作品ではありますが……(-_-;)
私が2位に選んだ『八犬伝』の曲亭馬琴も、この物語を参考にしたなんて説もある、
いろんな小説の「元祖・元ネタ」の宝庫です(*^_^*)
どの時代も、アウトロー系の作品はみんな大好きなものですよね!!!
(私は大好きです)
Y