はい、このシリーズも最後になりました!
お待たせしました、1位の紹介です!
(え、待ってない? そう言わずにもう少しお付き合いくださいな……)
亀戸営業所のYです。
ラストは、アレクサンドル・デュマ作『モンテ・クリスト伯』です。
「岩窟王」の題名のほうがなじみがあるという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
ちなみに、人気オペラ『椿姫』の原作小説の作者も「アレクサンドル・デュマ」ですが、それは息子さん。
こっちはお父さんの作品です。
ややこしいので「大デュマ」「小デュマ」なんて称されることもあるんだとか。
…息子なだけで「小」と言われるのはちょっと思うところもありますが(-_-;)
かつての仲間に裏切られた主人公が知識や財力をつけて十数年越しに復讐をする、という筋書き。
人間臭くも魅力的な登場人物たちが魅せてくれます。恋愛要素もばっちりです。
痛快ですが、人間としての葛藤も見どころですよ(^v^)!
読む人によってさまざまな印象があるようなので、みなさんはどんな感想を抱くでしょうか?
一部では「世界で一番おもしろい娯楽小説」なんて呼ばれることも。
記事の題名にも書いた通り、この小説、もとは新聞連載作品です。
休載すると「続きを!」と読者が新聞社に押し掛けた、なんて話もあったり……
テレビもラジオもインターネットもなかった時代の、最高の人気作です。
最近だと、日本でもドラマが放送されてましたよね。
名作は時代や国が変わっても、愛されるものなんですね(^v^)!!!
緊急事態宣言が解除されたからといって、気は緩められない今日この頃。
みなさん、この作品の最後の言葉を胸に頑張っていきましょう!!!
『待て、しかして希望せよ!』
Y