目の錯覚、聴き間違えといえばそうなのかもしれません。
ただ、目の前にとんでもない物がいたので
お話させていただきたいと思います。
今から6年ほど前にお寺のご住職が亡くなられ
まだご葬儀の準備が整う前のお話です。
本堂の裏に車の出入りする為のガラガラ音のする
車庫用の扉があるのですが、
ご住職はそこからよく出入りをされていたので、
音で「出て行った」とか「帰って来た」とかよく分かりました。
そのガラガラっという音が亡くなられた後もよく聞こえていました。
開け閉めした形跡はもちろんありません。
聞こえてすぐに見に行ったこともありました。
その車庫の扉の前が庫裏、いわゆるご住職の住まいがあるのですが、
その住まいの玄関横に出窓があり、そこから大男がぬうっと出て来て
右のほうに1、2歩移動しその後スーと消えていきました。
それが目の前で起こってしまったので思わず固まってしまい
こんな経験は初めてで、夢か幻か自分でもよく分からず
何が起こったのか解らずしばらくの間ぼーっとしてしまいました。
しかしはっきりと覚えています。なんだったのでしょうか?