こんにちは。ラックすみだ訪問介護のSです。
前回は【温冷浴】の効能について書きましたが、今日は【噛む】事についての私見を綴らせて頂こうと思います。
のっけから申し上げると、日々の生活の中で【食べる】=【噛む】事は毎日行っている動作ですが、十分な咀嚼(そしゃく・口の中でよく噛んで食物をすりつぶして飲み込む)なしでは、
- 食物が胃の中で消化されにくい=肥満につながりやすい
- 咬合筋(こうごうきん・あごの筋肉)が発達せず、歯茎周辺も弱りやすい=顔のラインが崩れ、目元のシワや口元のほうれい線などが目立ちやすくなる
- 嚥下能力(えんげのうりょく・水分や固形物を飲み込む力)の低下=誤嚥(ごえん・唾液や食べ物を飲み込むときに誤って気管に入ってしまう事)発生の可能性大
といった、マイナス要素を引き起こすことが考えられます。
では、対策としてはどういった事をすればよいのか?
簡単です! 噛みましょう!!w 普段よりも時間をかけて噛むのです。
それだけでも食物は口の中でよく摺り潰され消化はスムーズに、あごのラインや口角筋のたるみもスッキリ、ゆっくり時間をかけて食事を取る事で少ない食事量でも満足出来る。(つまり太りにくい)
と、いいことづくめです。
新たに始めようとする事はシンプルで分かりやすいものでないと続きづらいものです。
一回の食事時間(15分~20分)の中で何気なく繰り返している【噛む】動作に意識を向けて、食べられる事に感謝をしながら食物を噛みしめて、あごのラインも、お腹周りも、便通(失礼!)もスッキリさせちゃいましょう‼
充実した生活にはまず日々の健康から。
皆様の健康をお祈りしております。