雨です。
朝降ってなかったのに、ざーざーです。
春は雨が多いとは言いますが、外に出る職業をしていると嫌になりますね。
すみだ介護のYです。
日本という国は、古来から雨が多い国です。
「雅」な文化も形成してきたこの国の人々(当時は上流貴族や上級武士など)にとって、雨も立派な愛でる対象でした。
4月は春です。
「春に降る雨」と限定しただけでも、
・桜雨
・花の雨
・桜の涙雨
・花散らし
平安時代ごろは「花」と言えば「桜」のこと。もっと言えば「八重桜」のことです。全国に普及した「染井吉野」は江戸時代生まれなのです
……桜大プッシュですね。
もう一つ、菜の花の季節というのもあって、
・菜種梅雨
なんて言葉もあります。
実は特定の日、一日だけ限定で名前がついているような雨もあるのですが……
それはまた別の機会に。
ちなみに、日時に関わらず、お客さんが帰ろうとするときに降ってくる雨にも名前がついています。
・やらずの雨
です。
「帰ってほしくない気持ちが雨を降らせる」ということなんだとか。
そんな風に思われる人に、なっていきたいものです。