作家だって年を取る。「作家の老い方」を読む。 2022年12月19日 / カテゴリー:ラックすみだ介護 昭和から平成まで、作家の自らの老いについて、書き記した文章を1冊にまとめた本が出版されました。その名も「作家の老い方」。登場する作家は、遠藤周作、向田邦子など、小説家、詩人などで、多くは故人となりました。折々の節目に難じる自らの老いについて書かれた小文を1冊にまとめたものです。吉行淳之介の文章の後で、遠藤周作が友、吉行淳之介の死を悼んでいます。年末の慌ただしく過ぎていく日々の中で、時間を見つけて読みたい1冊になっています。