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『沈黙』監督 マーティン・スコセッシ 原作 遠藤周作

お休みの村橋です。

今日はおうちで映画を観ました。

2017年1月の作品『沈黙-サイレンス―』監督マーティン・スコセッシ 原作遠藤周作。

まず一言で感想を言うと、

良かった、

です。

上映された時に映画館に行きたかったんですが、完全にに忘却してて、Amazonプライムで100円でレンタルできる、とあったので、これは観なくては、となりました。

遠藤周作の『沈黙』は…たしか大学生の時に読んで、大学の授業(一般教養)の比較文学でも半年間勉強していたので、今でもこの作品は深く心に残ってる作品です。

映画と原作の違いはそりゃいっぱいあると思います、それでも両者とも作品として傑作だし、同じ性質の心に響く何かがある作品でした。

原作の恐ろしいまでの、その沈黙という描写の巧みさ、その描写からくる主人公の心理描写なんかはそりゃね、そりゃ映画では難しいです。

不可能です。

なので、観てる村橋が自動的に補強して観てしまっているかもしれないです。

でも、

それでも、また違った視点で映画はしっかりできていて、

160分あるんですが、本当にあっという間に終わりました。

京極作品で日本の民俗学的な部分や文化、宗教学のようなモノもいつの間にかよく見知ってきたので、更にこの作品の日本と欧米の価値観や宗教観の違いがより明確に感じられ、楽しめたのかもしれないです。

あと…

なんだかですね、今の時代、宗教上の問題で戦争が起きている国の人達や関係者がこの作品をどういう風に感じ観ているんだろうって思いました。

本当に、その国の文化によって、大きく感想が変わると思います。

この映画の関心した点は、その偏りが少ない所です。無いわけではないですが、少ないです。

多分30年前に作っていたら全く違ってたんじゃないだろうか。

日本人がもっと悪魔のように描かれてもおかしくないです。

遠藤周作の作品をしっかり読みこみ、この原作を映画化しよう、とした時点でそりゃリスペクトありきなんだろうなって感じます。

日本という国、日本の美しさ、日本の文化や宗教、日本人自体をしっかり学んで、それでいて、この時代の異常性、信仰自体の葛藤のようなものも綺麗に描かれていたと思います。

いや~

やっぱりすごいですね。

映画ってすごいですね。

あ、最後に淀川長治さんが残した言葉より

「映画は偏見とか、つまらんものを取っ払ってくれる」

まさにそういう感じの作品ですね。

さよなら、さよなら、さよなら

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