各地各所にいろんな所にお墓があります。
その中でも山の中にある墓地でのお話です。
毛呂山町の山奥に墓地があります。
お寺もあるのですが週に何度かご住職が来られるお寺です。
そこは電波も入らない杉の山で花粉がものすごい勢いで飛んでいる所です。
その場所で1か月程新聞折り込みチラシを打ってお墓の販売を
行うことになりました。
入口を入るとすぐ駐車場があり、そこから3mほど上に墓地があり、
駐車場からはお墓が見えない様になっていました。
そこはすでに20基ほどお墓が建っていました。販売にあたり墓域の掃除や
お墓の掃除をして待つことに。お墓は花粉まみれになっていて
半日かけてきれいに
掃除をして、お線香をあげて待っていました。
その日はご住職がおられていろんなお話を伺いましたが、
その中でも一番印象深く残ったのが
一番奥に黒い石で建てられたお墓があるのですが、
そこにはご主人様が入られているとの事。
ただ、そこに納めてからは一度もお参りに来ないと嘆いておられました。
そんな話を聞きながら見学者を待っていましたが、
さすがに山奥です。お参りも見学する方もだれ一人いらっしゃいませんでした。
夕方になりそろそろ帰ろうかと車に乗ると入口付近に不思議な
陽炎のようなものが出現。
その陽炎は人のような形をしていて、モヤモヤと揺れていました。
びっくりしましたが、嫌な感じは受けなかったのです。
なぜなら一番奥に黒い石で建っているお墓は、その入口の上に建っていて、
なんとなくそのお墓に入っている方かなと思われました。
次の日の朝、駐車場に着き外に出ると上の墓域で沢山の人の話し声がするので
もうお参りに来ているのかと思い墓域に上がってみると誰もいません。
ふ~ん。
不思議なこともあるなと思い、その日も誰も来ないお墓でお客様を待つことに。
ふふふふふふ