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カイゴの基礎知識#6 ”ケアプラン”とは?

こんにちは。

カイゴの基礎知識 第6回目は、介護の現場で使われる言葉をご紹介します。

今回のテーマは・・・

「ケアプラン」

介護を利用しようとすると必ずこの言葉が出てきます。

 

ケアプランって何だろう?

「ケア(care)」を「プラン(plan)」する・・・

何となくニュアンスは伝わるかもしれませんが、

では具体的にどういうものなのでしょうか。

 

以前、ブログでケアマネジャーさんの話を書きました。

そこに「ケアマネさんは建築士」の例え話がありましたが

この例えでいうと「ケアプラン」は「生活の設計図」です。

 

ケアプランは介護保険サービスを受けるための計画書です。

この計画書はご自身で作成することも可能ですが

ケアマネジャーが作成することがほとんどです。

というのも、介護保険はややこしく、

どこに頼んだらいいかもわからない。

ケアマネに作成をお願いしても料金はかからない・・・

のであれば、専門家にお任せしちゃおう、となるわけです。

 

では、ケアプランには何が書かれているのでしょうか。

 

まず大切なのは「目標」です。

今どんなことに困っていて、

介護サービスを使うことでどういう生活を送りたいのか・・・

それをケアマネジャーは聞き取って

「長期目標」「短期目標」を定めます。

 

そのためにどんなサービスが必要なのか。

利用する人の状況・要介護度に応じて使えるものは何か。

福祉用具は?ヘルパーさんは?デイサービスは??などなど・・・。

それがどのくらい必要なのか。

週1回?週2回?毎日??

いつ必要なのか。

朝?お昼?夕方??

で、どこの介護会社に頼むの??

などなど。

 

これらが具体的になって、ケアプランに書かれます。

ケアマネジャーは勝手にケアプランを作るのではなく

きちんと利用する方、ご家族の方と合意を得て完成となります。

そうして、初めて介護サービスが利用できます。

 

もちろん、ケアプランは1回作って終わりではありません。

心身の状態も、生活の環境も変わっていきます。

使い始めたサービスが合わなかったということもあり得ます。

定期的に、また変化があった時は随時、

ケアプランは何度も作成し直されていくことも特徴の一つです。

 

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介護保険利用の際はケアマネジャーにご相談ください

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