こんにちは。
細々と介護業界の基礎知識を書き溜めてきたこのブログも
なんとインデックスのページができました。
引くに引けない状況になったので これからも愉しく
よりたくさんの情報を発信できたらと思っています。
今日のテーマは「アセスメントとは」です。
アセスメント(assessment)とは、
一般的には「評価」「査定」「審査」「事前影響評価」などの意味を持っています。
いろいろな業界で使用されているので
はっきりとした意味は分からなくても聞いたことがある、
という方もいるかもしれません。
例えば人材を扱う業界では「人材アセスメント」として
組織の中に人を配属したり、その組織で教育するために、
その人物の適性を客観的に事前評価することをさします。
また、国や行政などで使われる「環境アセスメント」は
開発事業を行なう際に、環境に与える影響を事前に調べることをさし
人の生活への悪影響や、自然環境への影響を
回避したり軽減することを目的とします。
同じように介護業界でもアセスメントを実施します。
介護のアセスメントを簡単に言うと、
介護等のサービスを利用するにあたって、
利用する人の状況を良く知り、
何を求めているのか、要望を把握することをさします。
介護のアセスメントは
サービスを開始する前にももちろん行われますが、
本人やその周囲の環境・状況が変わった時、
介護保険の認定が更新された時など
サービスを利用している最中にも何度も行われます。
介護アセスメントの基本的な情報はこんなものがあります。
*利用される本人の希望、望む生活
*利用される方のご家族等の希望
*家族構成や周囲の方との関係
*住環境
*ADL(日常生活動作)
*介護の状況
*生活歴、趣味など
*現在の一日の過ごし方など
介護サービスを受けるためには
身体的な状態だけでなく
「その個人」を理解するために
様々な角度からのアセスメントを行なうことが必要になります。
ただ単に「歩けないから、移動のために〇〇が必要」なのではなく
「買い物が好きだから、何処何処へ出かけるために、何が必要」の方が
利用される本人にとっても目標をもって取り組めますし
生きがいや楽しい生活を送ることができるようになるのではないでしょうか。
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