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カイゴの基礎知識#21 ”ADL”とは?

こんにちは。

介護の基礎知識のブログ、今回のテーマは「ADL」です。

 

ADLという言葉は介護業界ではよく使われる用語ですが

知らない人からすると何のことだか想像しにくいものですね。

というか、世の中には3文字のアルファベットシリーズが多過ぎ!

何が何だかわからない! というのはわたしの想いですが・・・

 

ADLはActivity of Daily Livingの略です。

英語が苦手なわたしにとっては

3文字のアルファベットを長くしても理解度は変わりません。

 

日本語にすると「日常生活動作」です。

日常生活の中でごく当たり前に行っている行動のことです。

具体的にはこんなものがあります。

 

*食事

*整容(洗顔、歯磨きなど)

*入浴、清拭

*更衣

*トイレでの動作(着脱など)

*トイレの便器に座る・立つ

*排泄

*ベッドや椅子に座る・立つ

*浴槽をまたぐ、お風呂場に入る

*歩行、車いすなどで移動する

*階段の昇降

*コミュニケーションをとる

(相手の話を理解する、自分の考えを伝える)

*人と交流を図る

*記憶する

 

まあ、いろいろ書きましたが、

いわゆる日常的な動作です。

 

さらに、このような動作ができるかを、

*問題なくできる

*時間がかかったり、見守ることでできる

*少しの手助けでできる

*ほとんど他人の手を借りなければできない

などの段階でみていきます。

 

こうしてADLの状態がどのくらいかを評価します。

 

また、ADLの中には

日常的にやっているものと

普段はやっていないけれどできるもの、にも分けられます。

 

このように

日常の動作を細かく評価することで

どこに、どのくらいの介助が必要か、を分析していく材料にしていきます。

 

例えば怪我をしてしまい、歩けなくなってしまった時などは

一時的にADLは下がりますが

怪我が治ればADLも回復します。

 

その方の状態を把握するためのものなので

一度評価すれば終わり、ではなく

適切な頻度でみていくことが必要になります。

 

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