「仲良くしようというのは、同じになろうということではないんですよ。
違うものを違うままに容認しあうということでしょう。
人は一人一人皆違う。個と個は対等です。
でも何か基準を設け、それに当て嵌るか否かという形で見るならば、それは数値化される。
そうなると、個々の違いなんかは無視されてしまうんですよ。」
(京極夏彦『鵼の碑』より)
・クライエントを個人として捉える(個別化)
「クライエントを個人として捉えることは、一人一人のクライエントがそれぞれに異なる独特な性質を持っていると認め、それを理解することである。」
(バイスティック『ケースワークの原則』の一つより)
京極夏彦さんもバイスティックさんも同様な事を言ってますね。
ということで、
『鵼の碑』
これまで何度か引用させていただきましたが、やっと読破しました。
少しづつ読み進めて、結局2カ月もかかってしまいましたが…
やっぱり、この方の作品はめちゃめちゃ面白い…
まだ読み終えて間もないので、読後の余韻が残っている状態なんですが、
感動です。
時間があるなら、これまでの京極夏彦さんの作品全部読みかえしたいです。
あ、逆にいきなり、今まで京極夏彦さんの作品読んでない方にはお勧めしないです。2割も楽しめないと思います。
しかし、
面白かったなー。