こんにちは。
カイゴの基礎知識 第5回目は・・・
「介護保険が使える人」です。
何しろ介護保険自体がよく分からないので
「どんな人が使えるの?」
「うちのおばあちゃんも対象になるの?」
も分からないですよね。
使える人~その1~
まずは65歳以上の方で、介護が必要な方。
いわゆる「第1号被保険者」なんて言われたりします。
ここで誤解があったりするのは、
「介護が必要」というワード。
「65歳は超えているけど、
認知症があるわけじゃないし、
若い頃のケガで身体に不自由がある」
「介護保険=お年寄りのもの」と思い、
お年寄り特有の病気・症状に対する支援のみ、
というイメージはありませんか?
65歳以上の方には、病気等の原因を問わず
「一人、または家族等の力のみでは生活が送れない」ことを
支援する制度なのです。
ケガが原因でも、病気が原因でも、
「日常生活を送れる心身の状況、周りの環境があるか」が
ポイントなのです。
※ちなみに・・・
障害者の方では、
若い時は障害者手帳の制度で、
65歳を超えたら介護保険に切り替えて支援を受けます。
使える人~その2~
40歳以上65歳未満の方で、
特定の病気から介護が必要になった方。
こちらは「第2号被保険者」と言われる人たちです。
特定の病気(特定疾病)とは?
1、末期がん
2、筋委縮性側索硬化症
3、後縦靭帯骨化症
4、骨折を伴う骨粗鬆症
5、多系統萎縮症
6、初老期における認知症
7、脊髄小脳変性症
8、脊柱管狭窄症
9、早老症
10、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症および糖尿病性網膜症
11、脳血管疾患(外傷性を除く)
12、進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病
13、閉塞性動脈硬化
14、関節リウマチ
15、慢性閉塞性肺疾患
16、両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
聴いたことのないものもあったかもしれませんが・・・
これからの疾病について「医師の診断書」がある方が
介護保険が利用できます。
対象になるかどうかわからない場合は
まずは相談窓口に行って訊いてしまうことです。
もしも介護保険制度自体が使えなくても
代わりのサービスや制度を紹介してもらえるかもしれません。
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