こんにちは。
今日は介護業界のサービス、「居宅介護支援」をご紹介します。
以前のブログで「ケアマネジャー」さんについて書きましたが
居宅介護支援はそのケアマネジャーさんがいる事業所のことです。
よく略して“居宅支援”とも言われますが
介護保険のサービスを利用する時のお手伝いをしてくれるところです。
実際にケアをするのではなく、
簡単にいうとケアをする事業所を紹介し、
利用できるように手配をしてくれるところです。
つまり介護サービスを利用する時の入口のような役割を担っています。
＊居宅介護支援のサービス内容・・・＊
・介護に関する相談
・ケアプランの作成
・ケアプランに沿った、介護事業所などとの連絡調整
・介護保険サービスを利用する際の行政とのやり取り
・月に１回以上、介護サービスがきちんと行われているかの聞き取り
・サービスの見直し、ケアプランの更新
・要介護認定の更新手続き など
（※「ケアプラン」については過去のブログも参照にしてみてください）
「ケアプランの作成だったら自分でもできそう」と思ったら
自分やご家族等で行なうことも可能です。
ただし、居宅介護支援のサービスの利用が無料なこと、
行政や事業所とのやり取りなど煩雑な手続きもあることから、
実際にケアプランを自作している人は要介護者の0.1％以下になっています。
（※利用料が無料であるのは、2018年現在の情報です）
身近な方に突然介護が必要になったり、
福祉用具が必要になったりした場合、
どこにどう頼んでいいかわからないという方も少なくないと思います。
ケアマネジャーのいる居宅介護支援は
介護を必要な人と、介護を提供している人をつなぐ役割をもっています。
自分が介護をしなければいけない、でもどうしたらいいかわからない、と
不安や悩みを抱え込まず、
その道のプロに相談してみると案外すんなり解決するかもしれません。
「こんなこと聞いていいのかな」ということでも
まずはお近くの居宅介護支援事業所に相談してみてはいかがでしょうか。
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