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カイゴの基礎知識#22 ”IADL”とは?

こんにちは。

介護業界の基礎知識をご紹介しています。

今回のテーマは「IADL」。

前回のブログは「ADL」でした。

 

IADLとは、Instrumental Activity of Daily Livingの略です。

ADLの時から

Iの分だけ「Instrumental 」が追加になりました。

 

そのことでもわかるように

ADLよりもInstrumental の要素が加わったものが

IADLなんですね。

 

それではわからない、というわたしの仲間のために解説を。

Instrumental は手段的という意味です(らしいです)。

ADLが歩く、食事する、等の動作を表していましたが

IADLはそれよりも少し複雑なものになります。

 

厚生労働省が示している尺度はこんな感じ。

*電話を使用することができる

*買い物ができる

*食事の準備(献立を考えたり、準備をすることを含む)

*家事ができる

*洗濯ができる

*車や公共交通機関を利用しての移動ができる

*適切な量、方法で薬が飲める

*お金などの財産管理ができる

 

こうしたものの中には、

「料理はやろうと思えばできるだろうけど、やったことがない」なんて方もいるはず。

なので「できる」「できない」と単純に分けるのではなく

「やらない」という場合もでてきます。

 

ADL(歩くなどの動作)が可能だとしても

IADL(電車を利用して移動する)ができないこともあります。

 

介護が必要な状態かどうかを判断するものの一つとして

こうしたADL、IADLが

「できる」「できない」、

または「できる時もある」「できない時もある」を

把握する必要があります。

「できない」「できない時もある」に対して、

何の支援(介護サービス)が必要かを考えていくのです。

 

しかし、介護を受ける方の生活を思えば、

「できない」ことのみに目を向けるのではなく

「できる」ことに目を向け、

どのように維持するか、どのように向上させていくかを

考えていくことも重要です。

 

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