こんにちは。
今回の介護業界の基礎知識ブログは、ちょっと番外編です。
令和元年(2019年)10月に消費税増税に伴い、介護報酬も改定になります。
※介護事業所の方向け★サービスコードはこちら★
令和元年10月改正介護給付費単位数等サービスコード(PDFにて開きます)
介護事業所以外の方が開いたら何だか大量たし、訳が分からない略語が並んでいて、すぐ閉じちゃった、という方もいると思います。
介護報酬について、ちょこっと解説しますが、長いので興味のない方は読み飛ばしてください。
サービスコードは、介護サービス一つ一つの値段を表しています。
例えば「ヘルパーさんに食事介助を25分やってもらった」だと「身体介護30分未満」の値段ですが「そのついでにお掃除も30分してもらった」だと「身体介護30分未満+生活援助45分未満」の値段になります。
りんご1個の値段は150円だけどりんご2個の値段は250円、さらにみかんを足すと370円、みたいにセット料金があるようなイメージです。
さらに買う時間が夜だといくら、店員が2人で接客したらいくら・・・
のように、この組み合わせ毎に値段が決まっているのでこんなに大量になるのです。
このように、介護報酬はサービス毎に「単位」が決まっていて、これに「地域区分」毎の数字をかけて金額になります。
※介護事業所の方向け★地域区分はこちら★
平成30年度~の地域区分(PDFにて開きます)
例えば、東京は1級地なので、訪問介護だと11.4をかけます。
身体介護30分未満の1回の介護報酬は・・・
249単位×11.4=2,838円(小数点以下切り捨て)
※実際の金額は、月の利用分を全て足してから地域区分の単価をかけるので1円単位がずれることがあります。
※利用される方が負担するのは、個人によって何割負担かが変わります。
具体的に「こんなことをやってほしいんだけど、うちの場合はいくらくらいかかるの?」というのは居宅介護支援事業所(ケアマネジャーさん)に訊くと目安を教えてもらえます。
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