こんにちは。
介護の基礎知識をご紹介するブログ、
今日は「ホームヘルパーさん」についてです。
介護の仕事をやっている、というと思い浮かべるのが
この「ホームヘルパー」という方も多いと思います。
そんな介護の仕事人の代表格ですが、
正式名称は「訪問介護員」といい、
利用されている方のご自宅に訪問して介護を行なう職種を指します。
実際の仕事内容としては、大きく「身体介護」と「生活援助」に分けられます。
*身体介護*
利用される方の身体に実際に触れて介護するもの。
・排泄介助
・食事介助
・特殊な調理
・清拭(せいしき/身体を拭くこと)
・入浴介助
・身体整容
・更衣介助
・体位交換
・移動、移乗介助
・通院、外出介助
・起床、就寝介助
・服薬介助
・自立支援ケア(一緒に見守りながら家事を行なうもの等)
*生活援助*
利用される方の日常生活を援助するもの。
・掃除
・洗濯
・ベッドメイキング
・衣類の整理
・調理
・買い物代行、薬の受け取り
もちろん、このようなお仕事内容は利用される方ひとりひとりで異なり、
「何もかもをこちらで行なう/用意する」のではなく
「この方には何が必要なのか」を考えて提供します。
ただし、必要な介護サービスが何かを判断するのはホームヘルパー自身ではなく
同じ事業所にいる「サービス提供責任者」という人から
ケアの内容や手順を聞き、指導や研修を受けながらお仕事を行います。
ホームヘルパーの仕事場は「相手のご自宅」なのですから
同じ「掃除」にしてもやり方や道具が異なります。
自然と、利用される方のやり方や好み等を深く知ることが不可欠となります。
こうした面から
「施設の介護と比べて在宅の介護は、より個別性が必要」と
感じる方も多くいらっしゃいます。
もちろん施設の介護も、利用者ひとりひとりに向き合っていることに
変わりはありませんが
1対1でサービスを行なうことが
現在ホームヘルパーとして働いている方のやりがいにつながっているのだと思います。
次のブログでは、実際のホームヘルパーさんの働き方などをご紹介します★
※ホームヘルパーが働いている「訪問介護サービス」についてのブログはこちらから
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