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カイゴの基礎知識#27 小規模多機能型居宅介護~導入事例その4~

以前に「小規模多機能型居宅介護」のサービスについてのご紹介をしましたが

ラックの小規模多機能型居宅介護「ラックの空」での導入事例 第4弾です。

「こんなことができるんだ」というイメージがわけば幸いです。

 

~導入事例 その4~

 

≪ご利用した方≫

・72歳 男性 要介護1

・サービスは初めて利用される

・2人暮らしだった実母が他界され独居。

・妹2人、弟1人の4人兄弟

 

≪ご利用前の経緯≫

実母が他界され、兄弟へのつきまといが始まりエスカレート。

電話、待ち伏せなどをしてトラブルになる。

自傷行為、飲酒による転倒などもあり精神病院に措置入院することに。

せん妄、混乱による暴れる等の行為があり「投薬」「拘束」もあった。

入院して9か月、徐々に落ち着かれる。

入院中に要介護1の認定と、「前頭側頭型認知症」の診断。

医師より「十分なサポートがあれば自宅に戻ることが可能」と判断される。

妹夫婦が同居することを決めるが、不安が強く、

介護サービスの利用を相談に来られる。

 

≪「ラックの空」ならではの対応≫

小規模多機能型居宅介護は

泊まりも通いもできるサービス。

まずは2泊のお泊り、

その後は妹様夫婦と同居し、

「ラックの空」に通っていただくことになりました。

 

ご利用前の準備として、

ご本人とご家族としっかりお話をし、

ご本人と前頭側頭型認知症の特徴をきちんと捉えるように努めました。

 

今回の導入事例では、

同じことを繰り返し質問されることを想定。

スタッフ全員が同じ質問には同じ答えをするよう確認しました。

「なぜここに来るのか?」

「来なくなったらどうなるのか?」

「何時に来るのか?何時に帰るのか?」など。

 

実際に利用された際には

スタッフに同じ質問を何十回も繰り返しされていましたが

同じ答えをきちんと説明することで

不安そうな様子は和らいでいきました。

「暴力行為があった」という事前情報もありましたが

質問は礼儀正しく、丁寧で、納得されると

笑顔でお礼をきちんといってくださいました。

 

ご利用開始から3か月後。

当初は抵抗のあったレクレーションも積極的に参加、

スタッフを手伝ったり、他のご利用者様を誘ったり気遣ったりと、

場を盛り上げてくださるようになりました。

ドライブに行ったときには、とても車好きな面を見せ、

また、過去の怪我の痕を気にしていることも打ち明けてくれた時にも

スタッフがそれを普通に受け入れたことで

とても安心していただいたように見えました。

 

繰り返しの質問はどんどん回数を減らし、

不安で落ち着かない様子も減り、

他愛もない会話を楽しむようになりました。

 

ご家族のレスパイト(休息)目的でのお泊りにも

まだ不安な様子は見られるものの、

「ラックの空」を居場所だと感じて頂いているようで、

拒否なく、穏やかに過ごしていただいています。

 

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→その他のご利用事例も

導入事例1

導入事例2

導入事例3

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ラックの小規模多機能型居宅介護は

墨田区・江戸川区でご利用可能!

施設の見学、お問い合わせはこちらから。

お試し利用も歓迎★

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